『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』は、非暴力コミュニケーション(Nonvoilent Communication、略してNVC)のバイブル的な本。

 

 
 
 
 
 
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先週、ようやく読み終わった。本を購入してから、足掛け4年…。

4年と言っても、途中読むことを諦めてしまい、「あること」がきっかけで去年の年末にもう一度再チャレンジし、ようやく読み終えた。

「あること」というのは、自分の講座に出てくれた方が、最近読み始めたという話を聞いたこと。そういえばと。読みかけだったことを思い出した。

途中で諦めてしまった理由の一つは、実践する機会がなかったからだと思う。

その頃は、少し引きこもり気味で、新しい場所に出かけたいというエネルギーがなかった。

でも、理論だけを取り入れても身につかなかった。

口先の「スキル」だけで、心は別のところにあった。

どうやったら相手に自分の正当性を認めてもらえるんだろうか、と。

もう一つの理由は、翻訳本なので、「本来書かれていたはずの言葉」がどうしてお気になって仕方がなかった。

翻訳するときの葛藤は、どこまで原文に忠実であるべきか、どこまで自分が感じた解釈を含ませてよいのだろうか、ということ。言語をまたいだときに、淡く消えてしまう、言葉にならない感覚を、どこまで掬い上げられるか。

翻訳されたものを読むと、ついそんなことまで考えてしまい、中身が入ってこないことがある。

しかし、去年NVCに出会い、自分の中でその質感を感じ、育てている今、ようやく両方のハードルを超えられた気がする。

その頃の自分に向けて、いくつか引用を。

NVCの目的は、人と人とのあいだに誠実さと共感を基盤とした絆を結ぶことだ。

The objective of NVC is to establish a relationship based on honesty and empathy.

目の前にいる人間と絆を結ぶことより、プロセスを「正しく」実行する方に熱心になってはいないだろうか。あるいは、NVCのかたちをとってはいるけれど、ほんとうは相手のふるまいを変えてやろうという気持ちしかないのではないか。

We might ask ourselves, for example, whether we are more intent on applying the process “correctly” than on connecting with the human being in front of us. Or perhaps, even though we are using the form of NVC, our only interest is in changing the other person’s behavior.

ここだけ読むと、「NVCの目的にずれていることはしてはいけない」というように、「ルール」のように捉えられてしまうが、大事なことは「良い/悪い」の二項対立の渦から離れ、どんなときも、自分でも相手でも、共感し続けること

「どうして相手を変えたいのか?本当に変えたいのか?」

「誠実さと共感を発揮できないのはどうしてだろう?」

そして、「私は一体、何を一番怖れているのだろうか?」と…。


ここでもう一つ引用を。この本で紹介されていた、Marianne Williamsonという作家の美しい文章を。

私たちがもっとも恐れているのは自分の無力さではない。自分の並外れたパワーだ。私たちが怯えるのは自分の闇ではなく、光だ。あなたは神の子である。控えめに活動しても世の中には役に立たない。

周囲の人を不安がらせたくないから縮こまっていようとするのは、少しも賢明なことではない。わたしたちは、自分の内側にある神の栄光を示すために生まれた。神の栄光は一部の人間だけにあるのではない。すべての人の内側にある。自分の光を輝かせるとき、わたしたいは知らず知らずのうちに人にもそうするように許可を与えている。自分の恐れから自由になれば、わたしたちの存在は自動的に人を自由にする

Our deepest fear is not that we are inadequate. Our deepest fear is that we are powerful beyond measure.

It is our light, not our darkness that most frightens us. You are a child of God. Your playing small doesn’t serve the world.

There is nothing enlightened about shrinking so that other people won’t feel insecure around you.

We were born to make manifest the glory of God that is within us. It’s not just in some of us; it’s in everyone.

And as we let our own light shine, we unconsciously give other people permission to do the same.

As we are liberated from our own fear, our presence automatically liberates others.

Marianne Williamson, A Return to Love: Reflections on the Principles of “A Course in Miracles”

Shine your own light.

あなただけの光を。